2023年7月12日、タレントのりゅうちぇるさんの訃報が報じられました。
自殺とみられ、突然の訃報に様々な声があがる中、「りゅうちぇるは自分勝手」「自己中すぎる」なども意見もあるようです。
今回は、なぜりゅうちぇるさんがそのように言われているのか、理由を調べてみました。
りゅうちぇるが「自分勝手・自己中」と言われる8つの理由
りゅうちぇるさんが「自分勝手・自己中」と言われている理由として、以下の8つが挙げられます▼
①イクメンとしてメディア露出していたのに父親でいたくないと離婚
②恋愛対象は男性だったのにぺこと結婚・子作り
③離婚後は女性としての新しい人生を謳歌
④ぺこと息子のタトゥーを消した
⑤ジェンダーを利用して自身を正当化
⑥痛い思いはしないで女性になりたい
⑦自殺場所にぺこと二人の個人事務所を選んだ
⑧息子の誕生日の翌日に自殺
一つずつ見てみましょう。
①イクメンとしてメディア露出していたのに父親でいたくないと離婚
2022年8月、りゅうちぇるさんとぺこさんは約6年間の夫婦生活を終え、離婚します。
心は女性であるのに、それを隠して「夫・父親」として生きていくことに、限界を感じてしまったんだそう。
りゅうちぇるさんは、2018年7月に第一子である・リンクくんが生まれた後、様々なメディアで「イクメン」「理想の父親」として活躍していました。
同年には、「イクメン オブ ザ イヤー」も受賞されています。
子育て論を語る場面も多く、女性や主婦層に強い支持を受けていたからこそ、
として世間に映ってしまったんだと考えます。
りゅうちぇるさん本人は、そういった活動が余計に”本来の自分とのギャップ”を生んでしまい、辛かったと話していますが…
散々イクメン面しておいて父親でいたくないって自分勝手すぎない?
②恋愛対象は男性だったのにぺこと結婚・子作り
前述の通り、「性同一性障害」であることを理由に、ぺこさんと離婚をしたりゅうちぇるさん。
その際「心は女性で、男性が好き」とカミングアウトしていますが、いつからそうだったのでしょか?
調べた結果、
ことが分かりました。
りゅうちぇるさんは小学校の頃から女性のような言動で、クラスメイトからからかわれていた過去があります。
また、高校生の頃には男性と付き合っていたこともあり、同時期に母親に
私は男性が好き
とカミングアウトしていたそう。
つまり、昔から心は女性で恋愛対象は男性だったにもかかわらず、それを隠して結婚をしていたことになります。
ぺこは初めて好きになった女性
と話しており、夫になること・父親になることを覚悟してその時は結婚する道を選んだのだと思いますが、
ことに、「無責任」「自分勝手」の声が上がっています。
幼少から性の自認をしていたのに女の人と結婚するのは無責任
自認があったのに子どもまでつくっておいてやっぱり無理でしたは自己中すぎる
ぺこちゃんと結婚して子どもまでつくっておいて「心は女性だから夫も父親もしたくない」はさすがに自分勝手すぎない?ありえない
批判の声が出てしまうことも、仕方のないことかもしれません。
ぺこさんの
正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になる
の言葉には、切実な思いが込められているように思います。
③離婚後は女性としての新しい人生を謳歌
ぺこさんとの離婚後、凄まじい早さで日に日に女性化していったりゅうちぇるさん。
その姿に、
子どもや家庭のことはぺこちゃんに全部投げて自分だけ好き勝手にやってる
りゅうちぇるSNSに載せるの女性化した自分の写真ばっかだし、がっつりネイルしてお洒落に全振りしてるとこ見ると育児にも協力しない自己中”男”にしか見えんのだが…
など、
のではないかという声が高まり、「自己中心的」だと言われる要因に。
そんな声に反応する形で、2023年2月にぺこさんのYouTubeチャンネルにて、「About ryuchell and me- 最近のわたしたちについて」という動画が投稿されます。
(※2022年8月の離婚報告ぶりのツーショットでした)
内容は主に以下の通り▼
- りゅうりぇるは仕事が忙しいため、その分家族と過ごせる時間は少ない
- それでも、息子が帰ってくる時間と休憩が合いそうなときは、息子を迎えに行ってくれたりちょっとでも息子と遊んで仕事に行ってくれたりとかしてくれてる
- 息子もダダ(りゅうちぇる)のことが大好き
ぺこさんは
育児放棄をせずに子どもの親でいることを選択していることに感謝してる
自分がなりたい自分に日々進化していくりゅうりぇるの姿を見ていて、“よかったね”と思えるし、嬉しい
と語っていますが、その姿が逆に
と、一部の方には映ってしまったようです。
④ぺこと息子のタトゥーを消した
りゅうちぇるさんはもともと、両腕にタトゥーをしていました。
妻のぺこさんの本名・奥平哲子(てつこ)と息子のリンクくんの名前が掘られています。
しかし、2023年7月1日にSNSに載せた自身の写真では、そのタトゥーが消えています。
タトゥー自体を消したのか、写真加工をして消しているかはわかりません。
しかし、加工だとしてもそもそもお二人の名前をわざわざ消す必要はあったのか、疑問の声もあがっているようです。
家族のタトゥー消したのマジだとしたらクズすぎて二度と見たくないわ…新しい家族の形とか都合のいいこと言ってるだけだったのか
⑤ジェンダーを利用して自身を正当化
離婚後もメディアへの露出を増やしていた、りゅうちぇるさん。
コメンテーターとしても活動し、マイノリティやジェンダーについて意見することも多くありました。
もちろん、自身の体験談に基づく意見などに共感や支持する声もありましたが、一方で
これまでの行いや矛盾点をジェンダーを利用して正当化している
と感じる方もいたようです。
⑥痛い思いはしないで女になりたい
情報誌によると、
痛いことはしたくない、かわいくなりたい
と話していたという、りゅうちぇるさん。
手術は避けて、ホルモン治療で女性になろうとしていたとの情報もあるようです。
こうした安易ともとれる
もあったようです。
⑦自殺場所にぺこと2人の個人事務所を選んだ
りゅうちぇるさんの遺体は、ぺこさんと立ち上げた個人事務所で見つかりました。
ことも、「自分のことしか考えていない」と言われる一因になっているようです。
発見者はマネージャーとのことですが、ぺこさんが第一発見者になっていたら、今以上のショックを受けたことでしょう。
事務所もこんなことがあった後では、行くたびに悲しいことが思い出されたり、移転する必要も出てくるかもしれません。
こういった理由から、「自分勝手」と感じる意見があるようです。
とはいえ、死に場所を選ぶというのも難しいですし、仕方ない面もあるかと思います。
ぺこさんとリンクくんと暮らしていた自宅でなかったことは、せめてもの救いかもしれませんね。
⑧息子の誕生日の翌日に自殺
様々などうしようもない理由から、自ら命を絶つという最悪の結果に至ってしまったのだとは考えられますが、
をしたことに対して、「身勝手」「酷すぎる」という声が多く見られました。
たしかに、ぺこさんとリンクくんにとっては、一生忘れることのできない記憶になってしまったことでしょう。
毎年誕生日が来る度に、思い出してしまうかもしれません。
唯でさえその身勝手さがバッシングの的だったのに、わざわざ息子の誕生日の翌日に自殺って……
子どもの今後の人生がどうなるのか、どんなトラウマを抱くのかなんて気にしてないか寧ろあてつけのようにしか感じられない。
やりきれない思いが残りますね。
りゅうちぇるさんの死後、ぺこさんが14日に自身のSNSを更新。
7月10日の誕生日前日に家族3人で過ごしていたことを明かしました。とても幸せな1日だったそうです。
もしかしたらりゅうちぇるさんは、せめて息子の誕生日までは、と踏ん張っていたのかもしれませんね。
今となっては、真相はわかりません…
世間の声
これまで述べてきたように、りゅうちぇるさんに対して複雑な感情を抱く人は多いようです。
同情できないと言う声も一定数あるようです。
まとめ
今回は、りゅうちぇるさんはなぜ「自分勝手」や「自己中」、「ずるい」と言われているのか、その理由について調べてみました。
りゅうちぇるさんのこれまでの言動に、矛盾や疑問を感じる点は確かにあったように思われます。
しかし、私たちに見えているのはあくまで表面の一部分でしかなく、本当のところを知ることはできません。
最後までお読みいただきありがとうございました。